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骨切り難民

難民っていう言い方はよくないかもしれないけど
孤独のような不安のようなそんな例えです。


退院のときは日常生活がリハビリって思ってたけど
慣れてきたら欲が出てきて、もっと色々動きたいし、外にも出たい。


でも、現実は動きに制限があって、仕事もできない。
事務職とか座る仕事ならすぐ復帰出来たかもしれないけど
接客業なのでまだ難しい。


早い話が暇なのです(笑)


いよいよフラストレーションが爆発(ー_ー)!!


リハビリさんに
「動きたいけど一人だとトレーニング方法もわからないし
どこまでやっていいか分からない」

「こんな私みたいな骨切りさんを対象にしたトレーニングクラスがあったらいいのに」
っていう話をした。


リハビリは時間が限られてるし、PTさんも一人だけに構ってる時間はない。


いまリハビリ代が月に1万円ぐらい。
その分でジムに行ったとしても、ガンガントレーニング出来ないし
必要なトレーニングが分からない。

じゃあ、パーソナルトレーニングは?
そのトレーナーさんが術後の人をどこまで理解出来るのか不安。
というより、無収入なのに高額な費用は出せない。


それでも、リハビリ通院してる間はまだいいのかもしれない。
通院が終わって、あとは自分でってなった時に
本当に骨切り難民が生まれそうな気がする。


そして、そんなことを考えてたら、、、

赤い靴ひもの会のみんなが言っていたことがやっと分かったような気がした。

赤い靴ひもの会は、ガン体験者の登山を応援するボランティアの山の会なのです。
難しいことではなく、ガン体験者と一緒に登山を楽しむだけです。


会に参加している体験者の方が

「山に行きたいけど一人では不安」

「途中で迷惑かけてしまうかもしれないから友達を誘えない」

「山岳会に入る程の体力はないし、ついていけない」

「ガン体験者だと言うと腫れ物に触るような付き合いになる」

と言ってた。


私の足は日にち薬的なところがあるからいいけど
ガンの方の想いはもっと深刻だったと思う。


完全ボランティアなので、登山には毎回交通費(4~5千円)がかかります。

正直なところ、私は休みを取ってお金を出して行くなら
自分の好きな山に行きたいと思って参加しない時もあった。


ある体験者の方が「私の居場所はここしかないのよ」
って言ってたことがあった。


私が山に行けるようになったら
これからは出来る限り参加して、居場所を守りたいと思った。

骨切り難民_a0382352_16252514.jpg





Commented by はと at 2019-10-14 18:54 x
おかんさん、こんにちは!
温泉最高ですね☆足元は大丈夫でしたか?
私も家に温泉があって、毎日入れたらなぁ。。と妄想する日々です。
「骨切り難民」の記事の方も、拝見しました。
骨切りの術後、活動が制限されて暇ですよね。
好きで暇をもてあそんでいるわけではないというか、逆に辛いですね。
私は激痛を取ることが達成できたので手術には感謝していますが、いざ痛みが取れたらたくさん歩きたいしまたしゃがんでみたい。。と、願望が出てきます。リハビリの出費も悩みの種です;;共感するばかりです。
「赤い靴ひもの会」という活動があるのですね。いずれ山にいけるようになって、参加を再開できると良いですね。
おかんさんは両脚DFO・DLOで私の中ではレジェンドです。日にち薬まだまだですが、心から応援しています!
Commented by okaaaan_a10 at 2019-10-14 21:35
> はとさん

こんばんは!
コメントありがとうございます♪
共感してもらえると救われます(;_;)

私も手術前の痛みが取れたし、時間が経てば歩けるようになるのに… 暇だとか贅沢ですよね。
頭では分かってるけど、これから先、骨切りさんが増えたらきっと私みたいな人も増えるような気がします。
でも、やっぱりいまは焦らず我慢しかないですね。
はとさんの温かい言葉に元気がでました(*^^*)
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by okaaaan_a10 | 2019-10-12 14:20 | 骨切り | Comments(2)

右遠位大腿骨骨切り術+高位脛骨骨切り術(DLO) 、左遠位大腿骨骨切り術(DFO)後のリハビリと日々の出来事、山、トレーニング、乳がん、すべては自分のために。


by おかん
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